眺望今昔…四時の眺絵にまさる 瀬戸内海の波静か 鏡の如き誠もて 

笠商の日々 Add comments

上の写真は、「大正8年の校舎と笠岡の町」です。校舎の裏山、加入堂山(206.8)から撮ったものと思われます。威容を誇る校舎です。  『逆巻く怒濤衝きくるあらんも泰然として寸毫も動くなく、波静かなる時は水島灘を越えて四国の野を呑み、遙かに進んで太平洋を吸収せんとするの風情〈明治41年の吸江一号より〉』を有する吸江山(古城山)。そして吸江湾(笠岡湾)。吸江山の姿は映っていませんが、太平洋を吸収せんと英気を養う吸江湾の姿が印象的です。                                 第二代校歌に曰く 『四時の眺絵にまさる 瀬戸内海の波静か 鏡の如き誠もて…』  まさにその風情です。  

                                                                              下の写真は現在のものです。同じアングルに近いものだとは思いますが、すでに初夏、蛇が怖いので加入堂山へは入れず、校舎最上階からの撮影です。吸江湾は、大干拓地となりました。(撮影5月18日)



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