授業【マーケティング】笠岡市議会議員の方々による「笠岡市の現状と未来について」の講話

笠商の日々 Add comments

2月18日金曜日10:5012:40(3校時・2年A組)11:5012:40(4校時・2年B組)

笠岡市議会議員の方々に「笠岡市の現状と課題・笠岡商業高校生に期待すること、望むこと」についてお話をしていただきました。


やまもと としあき
山本 俊明 議長

(日本の組織について)

・国は議員が総理大臣を選ぶ。(議員内閣制)

・都道府県・市町村は、国民が知事・市長等を選ぶ。(二元代表制)

議員は、市長(知事・町長等)のやりたい事業にブレーキをかけ、やっても良いか判断をしている。

2000年に地方分権法が出来、「国」「都道府県」「市町村」それぞれがやっていることを分けた。これは自らがし、自らが責任をとることである。しかしこれにより小さい自治体は苦しい状況になった。そして「平成の大合併」が起きた。

(財源の問題)

笠岡市を豊かにするには?→人口を増やすこと

(その他の問題)

魅力のある町にするにはどうしたらいいか?郷土づくりは?コミュニティをどうするか?

(生徒へのメッセージ)

今後の将来を決めるのは生徒たちだ。20歳になったら選挙権が得られる。良いなあと思う人がいないならば自らが立候補して欲しい。また「自分のまち笠岡市が、今どうなっているのか?」を考えて欲しい。笠岡市・井笠地域を思い、愛する気持ちを忘れないで。自分を持ち、努力をして進んでください。

くらもと たかふみ
蔵本 隆文 議員

≪ビジネスチャンスを作って、さらに社会貢献を≫

(笠岡諸島の還魂について)→船の便が少ない、船賃が高い

「これらが(島への)デメリットなのか?」

生徒「いいえ。違うと思う。いくら船の料金が高くても船の便が少なくても、その島が良いところならば関係がない。」

「では、少子高齢化が問題か?」

生徒「はい、そうだと思います。働く場所が無かったりします。」

(ニーズはどのようなものにあるのか)

「困ったことを考える」→「もっと良いものになる」

困ったところにはビジネスチャンスがある。例えば買い物難民の方々には、宅配サービスを行ったり、ネットサービスの開拓など。

ビジネスチャンスはゲーム感覚で「怠け心は新製品をだす(つくる)」といわれている

※「デメリットはメリットへ」「困ったことはチャンス」常識をそぎ落として、遊び感覚を忘れずに、生徒たちには頑張ってほしい。

ふじい よしあき
藤井 義明 議員

「お金を、どうやってうまく使っていくのか。」

これは「マーケティング」が役に立つ。行政にも役に立つ。

・行政:市民の満足度

・民間:利益の売上

(満足度について)

お金はあれば自由に出来る。しかし借金があったり、限りあるお金がある。これは知っておかないといけない。例えば、子供手当は何のお金から出来ているのか?など。

今は利益が優先になっている。マーケティングを活かして頑張ってください!

うまこし ゆうせい
馬越 裕正 議員

(3つ大事な意見について)

①若者の意見②よそ者の意見③馬鹿者の意見

よそ者と馬鹿者はいないので、若者に聞きたい。とにかく言わないことには何も分からない。なので、政治にも反映されない。どんどん意見を言って欲しい。

(観光について)

自身の旅行先でのこと。観光地には素晴らしい所がいっぱいあるのだが、一番印象に残ったことは「いらっしゃいませ」「こんにちは」などのあいさつだった。『人と人とのこと』が大事だと思う。

「もてなしの心」が欠けていると思う。「よくいらっしゃいました」など表現することが大事。それから、笠岡市を良くしようとする気持ちがないと駄目である。たとえ立派な施設が出来たとしても、あいさつやもてなしが出来ないと駄目である。なので『あいさつ』と『もてなしの心』を持ってください。

山本議長、蔵本議員、藤井議員、馬越議員ありがとうございました!



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