6月 02
毎年恒例の「芸術鑑賞会」を,6月1日に笠岡市民会館で開きました。
今年は演劇のジャンルで,東京芸術座の「夏の庭」の舞台でした。
町外れに暮らすひとりの老人をぼくらは「観察」し始めた。生ける屍のような
老人が死ぬ瞬間をこの目で見るために。 夏休みを迎え、ぼくらの好奇心は
日ごと高まるけれど、不思議と老人は元気になっていくようだ――。
いつしか少年たちの「観察」は、老人との深い交流へと姿を変え始めてゆく。
喪われゆくものと、決して失われぬものとに触れた少年たちを描く清新な物語。
(原作・湯本香樹実 演出・印南貞人)
3人の少年とおじいさんとの(時にユーモアを交えた)交流が静かに描かれ,
生命の大切さ・いとおしさがじんわりと伝わってくる舞台でした。生徒たちも
真剣に見入っていました。
幕が下りた後,生徒を代表して図書委員からお礼のことばと花束を贈らせて
いただきました。
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