山田方谷に学ぶ

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今日6月26日は、「山田方谷」の命日です。
激動の幕末から明治の初期の日本を>「至誠測怛」の精神をもって駆け抜けた人で、陽明学者、財政家、教育者、詩人、藩政改革者と多方面の顔がありますが、やはり偉大な教育者であったことは間違いありません。

 私が、新見北高校に勤務していた頃(平成16年から2年間)のことですが、大佐町で、山田方谷生誕200周年のシンポジュウムが開かれました。その時に「山田方谷に学ぶ-教育を中として」をテーマに討論が行われ、大佐発「山田方谷に学ぶ○箇条」といったものをつくり、大佐町からアピールしてはどうかとの提案があったそうです。
 そして出された意見・提言をまとめたものが「山田方谷に学ぶ 教育10箇条」というものでした。

    *「至誠測怛」(しせいそくだつ)→誠意を尽くして人を思いやる心

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       大佐発「山田方谷に学ぶ教育10箇条」

第1 まごころといたみ悲しむ心を持って人に接し、うそをつかないで約束は守り、信頼される人間になろう。
第2 父母先祖に感謝し、命を大切にする人になろう。
第3 子供に対しては、一人ひとりにフェイス・トウ・フェイスで心を込めて接しよう。
   また、子どもたちのよいお手本になっているか、常に点検しよう。
第4 すぐれた先人の人となり、歴史や古典からしっかり学ぼう。
   そのためにも、週(月)一度は図書館で本を借りて読もう。
第5 目の前のことにとらわれて本質を見落としていないか、
   新しい時代(状況)にあった判断であるか“ふりかえり”をしよう。
第6 自分だけの利益を求めるのではなく、共に豊になる方法を見つけ出し実行しよう。
第7 からだを動かして学び、みんなのために汗を流して働こう。
第8 人の役に立つ人間になろう。
第9 家庭や学校、職場で、「おはよう」などの挨拶をしよう。
第10 「ありがとう」の感謝の言葉を出そう。
     
 わたしたちが社会で生きていく上で、大切にすべきことを教えてくれていると思います。(^_^)~~~



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