ライブラリーシアター「高潮」

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theater笠商・図書館主催の「ライブラリー シアター」は,岩波科学映画『災害の科学』を視聴して,「防災」について考えるというものです。その第3回を 6月27日(金)に開きました。生徒10人・先生2人の参加でした。今回は「高潮(たかしお)」がテーマでした。

今から54年前,1959年9月に東海地方をおそった伊勢湾台風で,名古屋近辺の地域が〈高潮〉の被害を受けました。流失家屋4,703棟,床上浸水157,858棟。名古屋市南区付近は,1ヶ月以上も水が引かなかった地域があったそうです。〈高潮〉はどうして起こるのでしょうか。そのしくみを知って,防ぐ準備をしておく必要があります。
笠岡でも9年前の平成16年,台風16号による高潮で大きな被害を受け,それを機に海岸に〈防潮堤〉が築かれています。

tyfoon「高潮」が起こる原因として,(1)低気圧による〈吸い上げ〉,(2)風による海水の〈吹き寄せ〉,(3)長時間の風による〈波の高まり〉の3つの要因があることが分かりました。伊勢湾台風の場合の海水面の上昇は,(1)0.6m,(2)3m,(3)3~5mで,合計7~9mの高潮となり,堤防が決壊したのです。

また,「台風の進路の右側の方が被害が大きい」ことも,台風の模型を使った実験で理解することができました。

【参加者の感想】

○高潮のしくみが分かった。津波といい,高潮といい,海は怖いと思った。

○もし自分の家に高潮が来てしまったら,間違いなく波に飲まれてしまうと思う。なので,こういう学習で学んだことを生かして,避難に役立てたいと思います。

○とても勉強になりました。台風の(*進路の右側では)「風の速さが加え合う」ことに,とても驚きました。台風や地震は,注意していてもいつ来るか分からないので,いつも心の準備は必要だと思いました。

参加してくれた皆さんは,英語の補習を受けている人たちだったので,「潮」にちなんだ英語のことわざも勉強しました。
Time and tide wait for no man.   歳月,人を待たず。

1学期の「ライブラリー シアター」はこれでおしまい。2学期には

  • 第4回  10月29日「洪水と対策」
  • 第5回  11月27日「なだれはどうしておこるか」

を予定しています。



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