概要  研究の目的  学校概要  フロンティア継承  コーチング  授業改善  家庭学習・自学  地域連携  Project team  出張  文献  成果と課題


■ 教員プロジェクトチームでの取り組み

    アクティブハイスクール最終年度は,「教員プロジェクトチームでの取り組み」を中心的な活動にした。「教員がチームを組んで,自ら ゴール(目標)を設定して,仲間とともにがんばる」ということ通して「学校の活性化」を図り,アクティブハイスクール事業の研究が終 わっても,「教員自身がアクティブに取り組む」ことを目指しての活動である。 ◆ コーチング  メンバー:藤井純子,宮原芳郎,山田京子,横山一郎  活動経過:2年間の職員研修で,コーチング基礎理論や手法の理解は進み,コーチング実践も徐々にではあるが増えてきている。2009年度       は,代表者1名が「学習コーチアカデミー」の主宰する「学習コーチング」の認定研修・初級認定研修に参加した。主席研究員       の佐々木宏先生を講師に招き,特に学力向上のための学習コーチングを中心に2回の職員研修を行った。       @「AO推薦入試と就職で実績を出すコーチング技法」(7/24)と題し,推薦入試を突破するための有効な発問,自分にしかない        物語を作らせる発問など,具体的な質問方法を教えていただいた。       A「教員・学校の《目標力》の養成」(10/14)と題し,目標力とは「目標を持つ力」「計画する力」「遂行する力」の3つである。        教員自身が目標を立て,到達イメージをはっきりさせ,実現ための行動計画を立て,実践を定期的に振り返る。ペアインタビ        ューにより,目標力養成のトレーニングを行った。  ゴ ー ル:・コーチング技術の習得       ・ティーチングに加えてコーチング理論を教育活動の目標や目的に応じて取り入れる。       ・わかりやすいコーチングテキストの作成(事例、発問集) ◆ 進路コーチ  メンバー:野崎武彦,山川喜己,渡辺隆人,藤本隆司,石井まこと  活動経過:@生徒アンケート結果より(夏休み前:3年生)        進路について考えるようになった 約90% 進路の参考になった 約70%       ※アンケートから"進路コーチ"はある程度効果があると考えられる。特に,国公立大学進学を考えている生徒には大きな効果が        あると考えられる。進路コーチとして実施した内容で,役だったこととして,国公立大希望者は,進路別集会(68%)をあげて        いる。       Aこれから 進路コーチの形態を研究や内容の検討  (1年後半→2年→3年)        進路コーチと担任の連絡方法,進路コーチ間の連携  ゴ ー ル:@笠商の進路コーチとしてよりよい形態を考える       A進路コーチに必要な「データ・カルテ」等必要なものを整備する ◆ 進路指導研究  メンバー:坂本由美子,三澤啓二,原田泰志,成田恵子,足立茂行  活動経過:@「進路指導関連イベントの企画運営」代々木ゼミナール教員研修に参加。       A本年度の1〜3年生の進路関係の行事の見直し。       B本校の進路関係の平素からの取り組み(自学自習、小論文指導、補習、面接指導など)の状況を生徒の実態とニーズを考慮し        ながら、見直していく。  ゴ ー ル:本校の進路指導関係の行事、取り組みの現状を把握し、改善すべき問題点を明らかにする。 ◆ 部活動活性化  メンバー:臼井正徳,西崎文貴,板持寿明,高木康正,山崎弘一  活動経過:@「トップアスリート派遣事業」として,岡山シーガルズに5日間,高校生だけでなく近隣の小学生・中学生も参加し,指導し        てもらう。交流も十分深められた。       A本校文化祭の展示で「笠商部活動ミュージアム」と称し,各部の活動方針や内容,戦績,PR文などを紹介した。また,日頃        の使用している物や,ユニホームなど数点展示をし,地域や保護者,中学生にしっかりアピールできた。  ゴ ー ル:@1人でも多くの中学生が本校に魅力を感じ,受検者数が増える。       A全国で活躍する選手,チームを目指す。 ◆ 地域連携  メンバー:佐藤敏行,弘中美紀,佐守謙一,遠藤直,今井裕貴  活動経過:@夏休みに「親子ふれあい教室」を第1弾(日食観察会)・第2弾(笠商でエクササイズ・オリジナルのうちわを作ろう)を        実施。50名以上の参加者あり。       Aオープンスクール事業で新たに3つの講座(POP広告・ラッピング・小切手手形の作成)を新設、中学校別の懇談会を実施        し、505名の参加者があった。       B文化祭での「地域特産品・フリーマーケット」実施。9/30にPRのためのパレードを実施し、文化祭への来校を呼びかけ        た。利益は昨年度よりも約2万円多い8万7千円。       C10月24日(土)にオープンキャンパスを予定  ゴ ー ル:@地域の方に本校を知ってもらうとともに、本校をPR、地域に愛される学校を目指す。       A本校の施設設備を利用してもらい地域に貢献する。       B地域の知的財産・技術を本校で役立てる(講演会や講習会の実施)今後の課題である。  予  算:ハッピ20枚,笠商のぼり5〜10本――→2年分のバザー収益金で購入予定 ◆ 授業改善  メンバー:岡田弘秀,武部知之,柳井典子,渡辺賢一,豊池律治  活動経過:@授業評価アンケート:内容,取り方,分析の仕方について研究。       A授業公開:       ・「公開授業一覧表」を作成して,教員相互の授業参観を行う。       ・校内ネットワーク上に「授業参観掲示板」を作成し,授業者は見学のポイント(見てほしい点)を書き込み,見学者は参観        して良かった点のみを書き込む(改善点は口頭で伝える)       B「授業改善シート」を個々に作成し,各教科での検討集約を依頼。今後,学校全体としての取り組みを検討していく。  ゴ ー ル:「授業参観掲示板」と「授業改善シート」をもとに,プロジェクトチームで「生徒を引きつけ,分かる授業」のためのワンポイ       ント集を作成する。 ◆ ICT活用  メンバー:広沢正年,南光礼子,木下淳之,河内昭弘,犬飼加菜子  活動経過:@ソフトの研修(1学期末)       A教材の作成(9月末までに)…パワーポイントやビデオスタジオを利用して教材を作成。       B教材を使用した授業の実施(11月)…教材を利用し授業を行い、教材の追加・修正を行う。  ゴ ー ル:PCを活用できる教材の完成 ◆ 道徳教育研究  メンバー:吉田信,難波二郎,尾崎栄子  活動経過:@中学校の「道徳教育全体計画表」を収集(中学校訪問)       A「心豊かなおかやまっ子育成研修会・第1日」参加 …各高校で「道徳教育全体計画表」を作成することの指示       B道徳教育授業プランの開発・収集        ・LHRプラン『道徳と経済〜渋沢栄一に学ぶ〜』作成中        ・LHRプラン『忘れられないごちそう』        ・LHRビデオ『ようこそ先輩〜長渕剛・心から叫べ〜』50分に編集  ゴ ー ル:@笠商の「道徳教育全体計画表」を完成させる       ALHRプラン『道徳と経済〜渋沢栄一に学ぶ〜』の完成       BLHRビデオ『ようこそ先輩〜長渕剛・心から叫べ〜』の実施と評価
概要  研究の目的  学校概要  フロンティア継承  コーチング  授業改善  家庭学習・自学  地域連携  Project team  出張  文献  成果と課題