五月人形 破魔矢 こいのぼり



 
破魔矢(はまや)とは、正月の縁起物として寺院・神社で授与される矢である。
破魔弓(はまゆみ)と呼ばれる弓とセットにすることもある。
このほか、家屋を新築した際の上棟式に呪いとして鬼門に向けて棟の上に弓矢を立てる。
新生児の初節句に親戚や知人から破魔矢・破魔弓を贈る習慣もある。
正月に行われていた弓の技を試す「射礼」(じゃらい)という行事に使われた弓矢に由来するとされている。
元々「ハマ」は競技に用いられる的のことを指す。これを射る矢を「はま矢(浜矢)」、弓を「はま弓(浜弓)」と呼んだ。
「はま」が「破魔」に通じるとして、正月に男児のいる家に弓矢を組み合わせた玩具を贈る風習が生まれた。
後に、一年の好運を射止める縁起物として初詣で授与されるようになった。


 
五月人形とは、武家に男の子が誕生すると、玄関前に幟や吹流しを立て、兜や人形を飾りお祝いしていました。
それが小型化して、屋内に飾るようになったようです。
また、男の子が産まれると、その子が初陣を飾るための鎧を新調したということで、
それらが結びつき、現在の五月人形になっていったのです。



鯉幟(こいのぼり)とは、元来、江戸時代に武家で始まった、
端午の節句である旧暦の5月5日までの梅雨の時期の雨の日に、
男児の出世を願って家庭の庭先で飾られた紙・布・不織布などに鯉の絵柄を描き、
風をはらませてなびかせる吹流しを鯉の形に模して作ったのぼり。皐幟(さつきのぼり)とも言う。
現在はグレゴリオ暦(新暦)5月5日まで飾られ、夏の季語として用いられる。
飾られる季節も変わり、イメージは「晩春の晴天の日の青空にたなびくもの」となった。




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