【マーケティング授業】笠岡市職員の方に伺う「地域の現状を知る」

笠商の日々 Add comments

 

平成24年2月22日(水) 1・2校時目 2年生マーケティング選択者

3月17日(土)に行われる「地域マーケティング~私が市長になったら~」の発表会に向け、先週は笠岡市議会議員の皆様にお越しいただき、笠岡市の現状と未来についてのお話を伺いました。
今週は、その笠岡の現状を踏まえたうえで、日々、その課題に最前線で取り組まれている笠岡市職員の方々にお越しいただいて、お話を伺いました。

『笠岡市の人口減少を防ぐために』

笠岡市役所 定住促進センター   副統括 茂見 一壽さん

人口減少は、市の体力や活力の低下へとつながり、悪循環を引き起こす。
 ・ 税収の減少や地方交付税の減少
 ・ 地域の消費と需要の減少による、個人商店や大規模店舗等の撤退
                                    (ゴーストタウン化)
 ・ 少子化の進行による、小・中学校の小規模化(休校や廃校の恐れ)
 ・ 若い人たちの減少にともない、地域活動(祭りなど)の維持の困難や、
   伝統文化の衰退の恐れ

こうした問題点を踏まえて過去の人口推移のデータを見ながら、人口減少の原因を探り、定住促進センターで行っている施策(住宅新築助成金など)とその効果と裏づけ、そして、今後の目標などを聞きました。

人を他の町から、笠岡市へ呼び込むこと。そのためには、「魅力あるまち」そして、「ずっと住み続けたいまち」でなければなりません。そして、それ以上に大切なことは未来を担う子供が増えること。「安心して子供を産み、安心して子育てできるまち」作りが何よりも大切だと話されました。

『観光にできる笠岡市の活性化』

笠岡市役所 経済観光活性課 観光グループ   主任主事 守屋 元揮さん

 ・ 笠岡市のもつ観光資源と現在の現状
 ・ 観光における変化の状況
 ・ 観光からつながる活性化について
 ・ 今後の新たな取り組み、着地型観光にむけて

など、4つのことを中心にパワーポイントを使用し、分かりやすく説明をされていました。

観光地だけが資源ではない。笠岡市に存在しているもの、風景すべてが資源である。これをいかに観光として活用していくか。団体のツアーでは体験できない、少人数ならではのツアーのあり方。実際にツアー体験してもらった方からの意見を聞くことで、旅行者の視点を探り、さらなる発展へと広げていきたいと話されていました。

大変、貴重なお話を聞くことができました。地域マーケティング発表会に向けて参考にさせていただきます。
本日は、お忙しい中ありがとうございました。



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