「マーケティング」の公開授業 実施

笠商の日々 Add comments

  9月18日(火)に岡山県商業教育協会マーケティング分野研究委員会運営委員会が本校を会場に開か
れました。それに合わせて運営委員の本校 宮原 芳郎 先生による2年B組「マーケティング」の授業が1
校時に公開されました。

  地元笠岡の地場産業である石材工業を題材に、(株)東洋石材工芸社を題材にケーススタディを実施しま
した。内容は、東洋石材工芸社のブランド商品である「モナール」(お客様の思いをモチーフにした彫刻)や
「ワンハート・ストーン」(家族の一員として暮らしてきたペットの面影を偲ぶことができるようにデザインした
置物)をイメージして、①誰をターゲットにして②どのような商品を提案するかについて考えました。

◎「モナール」

 

 

 

 

◎「ワンハート・ストーン」

 ※ペットのお骨は自宅のお庭に埋めることができますが、現実
   にはマンションや都市部ではそれも叶いません。そこで考案
   されたのが、胎内壺(たいないこ)です。内部にお骨や体毛な
   どを納める直径5センチ、深さ7センチのスペースを設けました。
   お骨が無い場合は、遺毛の一部や遺品でも構いません。

  (資料提供:(株)東洋石材工芸社)

 

 
■Thinking Time

■4つの班が考えたことを発表

■まとめ
 「アンゾフ」の成長戦略について、新規市場において新規製品の売上げを成長させるための
戦略であり、製品と市場の二軸から成長戦略を4つのマトリックスで分析していく方法がある。
次はこのような視点から誰をターゲットのするのかやどんな商品を開発し提案して行ったら良い
のかを考えていきましょう。

  今回の公開授業では、生徒が自分の考えをみんなに伝え、いろいろな考え方がぶつかりな
がらも1つの答えを形成していく。そして全体での発表を通していろいろな考え方を知り、課題が
何かを明確にしていく。今、まさに授業で求められている「言語活動」「課題発見」「課題解決」等
の実践でした。答えがないことに対して答えを形成していき、ビジネスの決断をしていくという実践
的な体験の一部を学習することができたと思います。

 2年B組の皆さん、今日はとまどったこともたくさんあったかも知れませんが、グループでいろい
ろと考え、他校の先生もいる中でみんなに発表したことは、大変良い経験になったと思います。
お疲れ様でした。また、マーケティング分野研究委員会運営委員会の先生方、早朝からありがと
うございました。
 (株)東洋石材工芸社の河田 恭志 様 資料提供等いろいろとご協力ありがとうございました。
                                            
                                                (文責:教頭)



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